
上沢ラーメン界におけるニューフェイス、ふじみエリアでは数少ない?絶品「台湾まぜそば」が味わえるお店。
2015年の秋オープンの新しいラーメン屋「中華そば専門店 麺処 陣」さん。中華そば専門店を唄うだけあって、クオリティの高い中華そばを始めとした麺類が提供されています。fujimist.info運営が訪店した際のメニュー構成は、店主渾身の4種類。この日は「えび塩そば」と「台湾まぜそば」をいただきました。
「えび塩そば」は、干しエビの香り漂うあっさりとしながらも滋味深いスープにつるつるシコシコと喉越しの良い中太麺、そして大ぶりのチャーシュー。スープは最後の一滴まで飲み干せる味わいです。アクセントの糸唐辛子もほんのりとしたアクセントを追加してくれます。
そして、界隈でもまだ珍しい(?)台湾まぜそばがあるというのでオーダーしてみました。コクのある旨辛スパイシーな肉味噌&卵黄がセンターに配置された周囲には、たっぷりのネギ、ニラ、海苔、魚粉、おろしニンニク。そしてその下に隠れるように鎮座したモチモチとした太麺。卓上には「台湾まぜそばの食べ方」という説明が置いてあるので、熟読のうえ食します。
店主のかた曰く、3〜40回かき混ぜてとのことでしたのでよーく混ぜて最初のひとくちを。うまい、うますぎる。まるで風が語りかけてくるようです。パンチの効いたガツンとした風味が喉から鼻腔へと駆け抜けていきます。しばらく食べ進んだ後に、卓上にある「昆布酢」を回しかけて頂きます。サッパリまろやかになって、こちらは女性陣にもオススメのいただきかた。
麺を食べきったシメには「追い飯」をオーダーしますと、丼にレンゲ一杯分(と書いてある割には多め!)の白飯を投入してもらえます。これも丼に残ったタレとよく混ぜていただきます。(ここにも昆布酢を少量入れると、また美味でした)
あっさり中華そばから、パンチの効いた台湾まぜそば、そして数量限定の味噌つけ麺と、厳選されたコアなレパートリーで楽しめるラーメン店。店主のかたはラーメン業界に初チャレンジということで、地元民としては応援したいお店がまた1つ増えました。