
ふじみ野市の駒林にある「駒林総鎮守・八幡神社」のご紹介です。普段はあまり参拝される方も多くない場所ですが、江戸時代から駒林における鎮守であり、また先の大戦において地元から出征された方々の慰霊碑もある、厳かな場所です。
祭神は「誉田別命(ほんだわけのみこと)」。創建は室町時代にまでさかのぼる、歴史ある神社です。 境内には主たる社(やしろ)に加えて、浅間(せんげん)神社、鷺宮(さぎみや)神社という小さな社が据えられていますが、これは明治40年代にそれぞれの神社がこちらに合祀されたからだそうです。
浅間神社のすぐそばには、同じく明治四十年代に合祀されたという鷺宮(さぎみや)神社。ちなみに久喜市にある某アニメの「聖地巡礼の場所」となっているのは鷲宮神社(わしのみやじんじゃ)です。埼玉県内において、地域活性化・町おこしの成功例としてはかなり有名ですね。久喜市職員と久喜市商工会とアニメファンが一体となった事例です。
8月15日の終戦記念日には、都内は九段の靖国神社などに参拝に行かれるかたもいらっしゃるかと思いますが、近年はイデオロギーがぶつかり合う場となって久しく静かに慰霊ができる場所ではなくなりつつあります。そんな折り、地元のこちらで歴史に思いを馳せつつ心静かに平和を祈るのも良いかと思います。 すぐ近くの勝頼には「護国寺」があります。
また、富士見市の難波田城資料館では、穀蔵テーマ展示「70年前に戦争があった」 を開催中です。市内における戦争被害や戦時下の暮らし、戦地へ行った方の姿などを、市内に残された資料により展示しています。展示期間は2015年8月8日(土曜日)~来年2016年の8月上旬まで、見学料は無料です。
※掲載に関しては、情報をお寄せいただいてから掲載に至るまで時間が掛かる場合があります。また「fujimist.info」の趣旨に残念ながら合致しない場合は、掲載を見送らせていただく場合があります。(掲載は無料です)
また、差し支えなければ情報をお寄せいただいた方のニックネームやブログURLなどをクレジット表示させて戴きますので、情報ご提供時にはその旨お知らせください。